ことばめぐり:合成洗剤
合成洗剤
ごうせいせんざい
Detergent
化学合成によって製造される界面活性剤(かいめんかっせいざい)を主成分とする洗浄剤の総称です。
界面活性剤とは、油になじむ疎水基(そすいき)と呼ばれる部分と、水になじむ親水基(しんすいき)とを同じ分子に持つような物質であり、水などの溶媒(ようばい)の表面張力(ひょうめんちょうりょく)を下げて濡れやすくしたり、油分と水分とを互いに混じり合わせたりする性質を持っています。このような界面活性剤の性質を利用して、水だけでは落としにくい(落とせない)表面の汚れを落としやすくするのが、洗剤(せんざい)です。合成洗剤には、合成界面活性剤以外にも、いくつかの添加物(てんかぶつ)が含まれる場合が多く、洗濯(せんたく)用の場合には、アルカリ剤、分散安定剤(ぶんさんあんていざい)、水軟化剤(みずなんかざい)、金属イオン封鎖剤(きんぞくいおんふうさざい)、蛍光増白剤(けいこうぞうはくざい)、抗菌剤(こうきんざい)などが、台所用の場合は、分散安定剤、溶剤(ようざい)、抗菌剤などが使われている場合があります。
合成洗剤ではない洗剤(水に溶かして用いるもの)としては、石けん(=水溶性高級脂肪酸塩;すいようせいこうきゅうしぼうさんえん)などがあります。
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