ことばめぐり:国産小麦
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国産小麦
こくさんこむぎ
Wheat harvested in Japan

平成18年度の日本の小麦の自給率は約13%に過ぎません。昭和40年以降の統計では、昭和40年の28%をピークに落ち込み続け、昭和48年から52年までの間に自給率は同期間最低の約4%にまで落ち込み、以後、10%前後で推移している状況です(農林水産省 平成18年度食料自給率レポート)。つまり、現在90%近い分の小麦は海外から輸入されていることになります。小麦を輸入する際に、害虫が侵入していた場合、そのまま流通させることはできず、検疫の過程で駆除されますが、その駆除には、今でもオゾン層破壊物質である臭化メチル(CH3Br)が使用されることがあります。これは、臭化メチルが検疫用として特例的に使用が認可されているためであり、有機JAS規格認証品(輸入品を含みます)や国産小麦への臭化メチルの燻蒸は禁止されています。また、食糧の輸入への依存について一般的にいえることとして、輸送のために使用するエネルギーが多くなるので、地球温暖化にも荷担するとも指摘されています(フードマイレージ問題)。
最近、石油に代わるエネルギー源としてのバイオエタノールへの関心の高まりや、大生産国であるオーストラリアでの慢性的な干ばつ、運搬船などの燃料となる石油価格の高騰のあおりを受けるかたちで、輸入小麦の政府受渡価格が値上がりしていることもあり、国産小麦への関心が高まりつつあります。
日本国内でも、用途の広い薄力粉になる品種から、グルテン量が多く、粘りの強い南部小麦などの特徴的な品種も栽培されており、国産小麦に限っても、幅広い用途に活用できるようになっています。

輸入小麦から国産小麦に替えることは、オゾン層の保護と地球温暖化の防止につながります。


国産小麦について、もっと詳しいことを学びたい人は、JPCCN関西 神戸事業区 化学情報技術センターに直接問い合わせてみてください。しっかりと学びたい人は、ぜひJPCCNの会員になってください(こどもの人は、家族の方にお願いしてみてくださいね)。
JPCCN関西 神戸事業区 化学情報技術センター
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